「プラモでるでる日記」・・・であります。

プラモとか、何かを作ったり、つぶやいたり、まったりおやじ日記。

2016年02月

1/72 アルバトロス D.Ⅴ・製作記-004「プロペラ」

次はプロペラです。
当初、プロペラに木目模様が入っているとどこかで聞きかじった情報で、
適当に木目模様みたいな物を入れておけば良いだろうと思っていました。
ところがちょっと資料を調べてみると、種類の違う木材を何枚か積層して
それを削り出していると言う事が、分かってきました。
硬さと粘りで強度を出すためでしょうかね?

胴体に木目模様を入れたので、次はプロペラにも入れようかと、試しに
色鉛筆で入れてみたのですが、ここで理屈は分かっているつもりで始めて
みるも、ちょっと迷い始めたら「アレ?アレ?あれれ~?」となってしまい、
手が止まってしまいました。
さて、どうするか?
結局「本物と同じように、違う色の薄板を積層して削り出す」のが、一番
分かり易い気がしました。
色々考えて、ウェーブから出ている色付きのプラ板と、タミヤの白い
プラ板を積層して、削り出す事にしました。
しかし、そう考えてから、ウェーブのプラ板を買いに行くのが面倒だったり、
雑用などをしている内に、ダラダラとひと月も過ぎてしまったのよね~。
大きなストップ罠のポイントに、引っ掛かった感じです。
ようやく重い腰を上げてグレーのプラ板を買いに行き、白のプラ板と積層
するのですが、1/72では0,3ミリ6枚の積層となり小さく薄いので、作業を
するのが大変そうな気がしたので、1/48の0,5ミリ6枚積層でやる事に
しました。
あっ、これはあくまで模様を見るためにやる事であって、そのまま
プロペラとして使う訳ではありません。
そのまま使えるプロペラを、削り出す程の腕はありません。

6枚交互に貼り付けて、しっかり接着が乾いたら、中心から外側に向かって
薄くなるように、エデュアルド1/48のプロペラを参考に上下から削り出して
いる所です。
右側だけ削って、側面から見ているところ。 ↓
029
それを上から見たところ。 ↓
030
裏、下から見たところ。 ↓
031
プロペラ形状に、削り出したところ。(上から) ↓
032
下から、見る。 ↓
033
横から、見る。 ↓
034
これでおおよその模様の見当は付きました。
これを参考に塗装するのですが、上手く行くのでしょうか?
1/72ちっちゃいしな~・・・。
参考にしている資料は、「インアクション」やモデルアート別冊の「第一次
世界大戦、ドイツ航空隊エースの塗装とマーキング」それに、複葉機特集
されている時の「スケール・アビエーション」などです。
唯、モデルアート別冊の「第一次世界大戦、ドイツ航空隊エースの塗装と
マーキング」は2003年頃の発行で、今は絶版のような気がします。
これに掲載されている「1/72 アルバトロス D.Ⅴ」の製作記事を見ながら、
殆んどそのまま参考にして、作っているようなものです。
(プロペラ削り出しは、記事に無いけどね)  ↓
035
プロペラはまだ塗装していないけれど、少しメドが付いたような気がして
安心したので、色鉛筆で描いた胴体の木目模様の上からクリアーを
吹いて、定着させる事にしました。 ↓
036
そして合板の感じに少し変化を付けるために、薄く色が付いたクリアーを
部分的に吹く事にしました。
037
ヤバイ!やっちまったぜ~、失敗です。(垂直尾翼の手前部分) ↓
038
透明クリアーを混ぜて薄く溶いたつもりでしたが、まだまだ色が濃かった
ようでした。
マスキングしていたので、他の部分との色の違いがよく分からず、塗装後
マスキングを剥がしたら、この有様でした。

ティシュに薄め液を含ませ、そ~っと拭き取ったら、一応何とかなりました。
(ふ~、ヤバイ・ヤバイ!)
039
この後もう一度、今度は透明クリアーに、調色したクリアーカラーを少しづつ
足して、様子を見ながら色の濃さを調節していきます。

1/72 アルバトロス D.Ⅴ・製作記-003「塗装~」

エンジンとコクピットをマスキングして、塗装です。 ↓
022
エンジン周りのグリーンを吹いたところです。 ↓
023
グリーンをマスキングして白を吹き、乾燥後、方向舵の白をマスキングした
ところです。 ↓
024
黄色を吹いて、方向舵のマスキングを剥がしたところです。 ↓
025
尻尾の黄色い部分をマスキングして、胴体と翼の胴体部分、プロペラに
セールカラーを吹いています。
セールカラーは、完全つや消し(のつもり)です。 ↓
026
セールカラーをよく乾かしてから色鉛筆の茶色で、合板で出来ている胴体
部分に、木目模様を入れています。
セールカラーを完全つや消しにしたのは、色鉛筆の色を乗り易くする
ためです。 (と言いながら、半ツヤ気味。ちょっと残念)  ↓
027
大体入れ終わったところです。 ↓
028
木目模様を参考にした資料は、インアクションのカラー図とか、ネットで検索
した「樽」の模様などを参考にして、結構適当に入れていますが、あまり
どぎつくなり過ぎないようにして、色も薄めに入れています。

1/72 アルバトロス D.Ⅴ・製作記-002

プロペラ軸を、胴体に取り付ける所を撮影するのを忘れて、組み立てて
しまいました。 (断面図で確認してね)
シートベルト等、キット付属のエッチングを使っています。 ↓
011
012
013
別パーツの垂直尾翼は、胴体に接着すると隙間が出るので、タミヤパテを
使って、隙間を埋めています。 ↓
014
015
017
胴体にエッチングパーツを接着しています。 ↓018
019
イライラします。

接着には、細い真鍮線を折り曲げて、丸や四角の部分が持ち手に
なるような治具を使って、プラ板の上に出した瞬間接着剤を治具の先に
付けて、エッチングを接着しています。 ↓020
同じエデュアルドの1/48アルバトロスⅤと並べて、撮影した物です。 ↓021
1/48はエッチングでは無く、モールドされています。 ↑
エッチングでは位置を決めるのも難しく、接着剤でグチャグチャになって
醜くなるのを考えると、1/48のようにモールドの方が、おぢさんには
良いのだが・・・。

ブログの紹介

模型仲間のおんだなみさんのブログ フィリピンの彼女が好きな事  を 、
リンク集にアップさせて頂きました。
icon_srおんだなみさん
おんだなみさんとは以前同じ会社にいた事もあるのですが、同じ模型
クラブ仲間で、年何回かの例会や飲み会で、今でもお会いしております。
少し前におんだなみさんに、ブログのリンクの許可は頂いていました。
バタバタして中々出来ないでいたのですが、ようやくアップしました。

彼女さんの事、日々の中での思い付いた事、最近読んだ本の感想、
飲み歩きのお店の感想など、日々の出来事や何気ない日常での
感想を、ゆったり・まったりと書き綴ったブログです。
読んでいるとホンワカした気分になり、またおんだなみさんの広い
視野を持った心も伺えるように思います。


業務連絡:
おんだんみさん、遅くなりましたがリンク集にアップさせて頂きました。
もし不都合な事などがありましたら、ご連絡ください。
これからもよろしくお願いします。

      でるでる

八島さんのリンク場所

エデュアルド1/72 アルバトロス D.Ⅴ・製作記-001

さて、そろそろ古い完成品のアップは一旦一休みして、ここらで次の
アイテムの製作記に入ろうと思います。
次のお題は「エデュアルド1/72 アルバトロス D.Ⅴ」です。
000_アルバトロス_pack
昨年の11月末から手を付け始めたのですが、途中バタバタとしていたら
いつの間にか、もう2月も三分の一まで来ていました。

複葉機を作ったのは、うん10年も前に、レベル1/72のデ・ハビランド
DH-2以来ですから、もう殆んど初めてと言っても良い位です。
と言う事で、それでは複葉機初心者の製作記を始めます。
パーツの中身です。 ↓
001
今回はプロフィパック版なので、通常版に比べてエッチングや数種類の
デカールが入っています。
デカールは良いけど、エッチングは果たして必要なのか?
これが売りなのだから、とやかく言ってもしょうが無いか。
老眼にはこのサイズは応えますぜ(←これが言いたいだけ)。
通常版の、エッチング無しでも私には十分な気もするのですが、デカール
欲しさにこのキットを買ってしまったとはいえ、わざわざ入っている
エッチングを使えないと言うのも癪に障るので、チャレンジです。
組み立てた座席周りのエッチングです。 ↓
003
早くもイラついたり、心が折れそうな気分になっています。

次の作業ですが、このキットは組み立ての最後に、胴体の穴にプロペラと
一体の短い軸を差し込むか、接着をするだけになっています。
おぢさんモデラーとしては、飛行機のプロペラはモデルが完成した時に、
フッ!と息を吹きかけると、軽く廻って欲しいものです。
そして組み立てを考えると、一番最後に取り付けられるようにしたいです。

タミヤ1/48のスピットファイア以降のキットでは、最後に取り付けられる
ようにしてあり、次のワイルドキャット以降のキットではポリキャップを使い、
更に組み立てがやりやすいような、タミヤの工夫の跡が伺えます。
これは良い!というので、このすぐ後からハセガワがこのポリキャップ
方式を、真似して使っています。(少しは自社でアイディア出せよ!ってな)

唯このポリキャップ仕様はキットの種類によって、上手く廻る物もあれば、
キツ目にハマって渋々に動くだけの物もあります。
(強風は綺麗に廻りました)

ポリキャップを使う以外の方法を考えてみました。
使うのはこれ、上からΦ2,4ミリのプラパイプ、真ん中がΦ1,0ミリの真鍮線、
下がΦ1,4ミリ(穴Φ1.0ミリ)の真鍮パイプです。 ↓
004
次に胴体左右をマスキングテープのぐるぐる巻きで固定し、プロペラ軸の
中心にΦ2,5ミリの穴を開けます。 ↓
002
それぞれの材料を、画像のサイズにカットします。 ↓
005
カットしたΦ2,4ミリプラパイプには、1.5ミリのドリルで穴を広げておきます。
Φ1,4ミリ真鍮パイプには、1,1ミリのドリルでそれぞれ穴を広げておきます。
3セットあるのは、まだ何個か持っているアルバトロスにいずれ使う時の
ために、ついでに作ってしまいます。(本当に使うのか?)
説明するのにも、丁度やりやすかったりして。(^o^)v
プラパイプの横に穴を開けています。プラパイプ右端の黒い点は、唯の印。
右側の真鍮線の後ろには、長さ1,5ミリの真鍮パイプを接着してあります。
    ↓
006
①は3つのパーツ。
②は真鍮パイプに真鍮線を通したところ。
③はプラパイプに②を通したところ。    ↓
007
矢印のリングは、胴体内側からの抜け止め用。
プラパイプの後ろに1,0ミリのプラ板を接着して、真鍮線を抜けないように
しています。
プラパイプ横の穴は、中に入れた真鍮パイプを固定するために、横から
瞬間接着剤を流し入れるためのもの。
これで間違ってプロペラ軸まで接着してしまうミスが避けられると思います。
    ↓
008
カットした台座に合わせてみたところです。 ↓
009
抜け止め用のリングと、後ろにプラ板を接着する前の、台座との位置関係。
    ↓
010
これでプロペラの中心にΦ1,0ミリの穴を開けて、完成した機体の最後に
差し込めば、息を吹きつけるだけで、軽くプロペラが廻る・・・はずです。
ここまでの説明で、分かるかな~?

追加補足
008-cプロペラ軸・胴体断面図

1/12 ヤマハ SRX-6 と、ホンダ CB 92

さて、このバイク達もかれこれ15年以上も前に作った物です。
まずは、タミヤ1/12 ヤマハ SRX-6 です。
SRX-001
SRX-002
SRX-003
SRX-004
この時期、何個もやりかけがあるにも関わらず、プラモが全然完成
出来ずにいたので、気持ちがかなりモヤモヤしていました。
かと言って作りかけを眺めてみても、止まるにはそれなりな理由も
ある訳で、簡単には再開出来ません。
そこで手を付けていないキットを探し、出来が良くてストレス無く作れ
そうな物を探してみました。
幾つかの候補の中から、このキットに決定!やはり流石のタミヤです。
気になる点も少しはありますが、今回は「兎に角早く完成させる!」と
言うのが目標ですから、ある程度は目をつぶって進めました。
カラーリングは自分オリジナルの黄色で、チョッと白っぽい黄色です。
シートは最初黒にしたのですが、どうも黄色とイメージが合わない。
黄色のカラーリングとのマッチングを考えて、濃い目の緑にしたら良い
感じになったので、気に入っています。
SRX-005
サイドスタンドがちょっと頼りない感じなので、アクリルでスタンドを自作して、
エンジンの下に穴を開け、普段はそこに差し込んで、立たせています。
SRX-006
キットに付属している金属製のマフラーカバーは、少し長めのような気が
したので、長さは忘れたけど多分1~1.5ミリ位、後ろをカットしています。
オイルパイプが長いしバランスも悪いようですが、今回は目をつぶる。
一部手書きのナンバープレートが、下手過ぎて笑えます。
今なら自作デカールにプリンターで印刷して、もっと綺麗に出来るでしょう。
それでも兎に角必死で作ったら、何とか2日で完成出来ました。
な~んだ「俺もやれば出来るじゃね~か」と気を良くして油断してしまい、
それから又何年も完成出来なくなっていました。 (オイ、オイ!)

お次は グンゼ1/12 のハイテックキット、 ホンダCB92です。
CB-001
CB-002
CB-003
このキットは、ホワイトメタルや金属線、プレスの真鍮パーツ等が使われ、
「おっこれは塗装せずに、金属を磨いて仕上げるだけで、かなりかっこ良く
なるんじゃね?」と思い、やってみましたが、思惑は見事に外れ、何だか
冴えない未完成のような出来になってしまいました。
キットはハイテックと言うには、作り手側にかなりの技量を要求する、
問題ありのキットです。
全体的に歪みがあちこちにあり、どこから見てもシャキッとさせるのは、
かなり難しいです。
まあでも、こんな物でしょう。
これは流石に2日で・・・という訳には行きませんでしたが、一応完成
出来たから、まあ良いやっ!てね。

タミヤ1/48 スピットファイア Mk-1

これも強風を撮影する時に、ついでに引っ張り出して撮影した物です。
タミヤ1/48 スピットファイア Mk-1ですが、完成したのは今から20年も
前です。
s-001
キット自体はほぼストレート組で、迷彩塗装は筆塗りで厚めに塗ったあと、
1.200番位の水ペーパーで平らになるように研ぎ出してあります。
s-002
ダークアースとダークグリーンの境目を筆でボカしたあとデカールを貼り、
何日かしっかり乾かしてからエナメルで汚しをして、その上からクリアーを
何度も厚めになるように塗り重ねて、2週間以上乾かしてから又1,200番で
研ぎだしています。
デカールとの段差が目立たなくなった所で、仕上げにつや消しクリアーを
エアブラシで全体に吹きかけています。
s-003
s-004
s-005
s-006
中央・スライドキャノピー左側に、けがき針でモールドを追加しています。
s-007
s-008
[厚めの筆塗り→研ぎ出し→筆のボカし]のやり方は、上手く行くと「しっとり
した良い感じ」に仕上がるのですが、とても時間がかかる上、忍耐力も技術
も以前より落ちているので、最近ではエアブラシで良いかなと思っています。
唯エアブラシの場合はマスキング作業が多くなるので、そこが難点です。
(マスキングは面倒なので、嫌い!)
s-009
Mk-1とMk-2のキモ、排気管です。
1番目・2番目は、うしろの排気管の干渉を避けるため潰れた形になって
いますが、3番目はそれがないので丸のままの形をしています。
タミヤのキットではこれが再現されていません。
乾燥時間や研ぎ出し以外での作業では、それ程時間はかかっていないの
ですが、排気管がとても小さく、この形にする作業だけで10日も掛かって
しまいました。(腕の問題か?(;^_^A)
あまり目立たない上に、小さくて面倒だけれども、どうしてもやりたかった
のよね。
s-010
Mk-1だけの特徴、クランクシャフトを入れる穴。
ここもタミヤのキットは再現されていません。
胴体パーツは穴がないバリエーションキットのMk-5と共通なのですが、
だったらせめてパーツの裏にモールドを入れて、Mk-1の時には
モールド部分をガイドに穴を開ける指示位は入れて欲しかった所です。
その下の四角い白の注意書きは、別売りデカールのアメリカジェット機の
中から適当に探した物を、貼り付けています。

全体的にはタミヤのキットは作りやすく、形も良く出来ていると思います。
あとに控えているMk-5bとMk-5b TROPも、そろそろやっつけようかな?

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