さて、配線のハンダ付けも終わったので、胴体と翼を接着しようとしたの
ですが、結構隙間が空いています。 ↓
031
接着だけでは上手く行かないと思い、胴体側のリブの内側に2mm厚の
プラ板を挟み込み、幅を広げて合わせる事にしました。 ↓
032
これで翼側との隙間もふさがり、ほぼピッタリ合いました。 ↓
035
11月9日にクラブの例会があるので、それに持って行こうとしていたの
ですが、完成までにはまだ時間がかかりそうです。
このまま持って行ってはあまり面白くないので、何かないかと考えて、
「プロペラ回転するのだから、車輪に車軸を通して回転させるように
すれば、風圧で走るのでは?」と思い、加工しています。 ↓
036
脚をテープで仮止めして、いざ試運転! ↓
037
・・・走りません。
お尻をツンツンすると、走る気配らしきものは感じるのですが(気のせい
かな?)、やはり走りません。
「未完成の穴を、走るフォッケでお茶を濁す作戦!」の目論見は、見事に
外れてしまいました。( ̄▽ ̄;)
038
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・モーターの力が弱い。
・プロペラピッチの角度が少ない。
・車軸がしっかりスムーズに回転していないかも?
等の理由は色々考えられますが、カウリングは既に接着しているので、
モーター交換はもう出来ません。
当初の予定通り「プロペラ回転」のみで、進めることにします。

でも気にはなるので、理由はチェックしてみました。
手持ちの、秋葉原で購入したタミヤと同じΦ6mm径のモーターを、
比べてみます。
同じΦ6mmでも、タミヤとほぼ同じ長さのモーターは、タミヤと同じく
力が弱いようです。
タミヤより少し長めのモーターは、結構力強く回っています。
やはりモーターの力が弱かったようです。
次に手持ちのキットから、色々なプロペラをモーターに取り付けて試して
みました。
フォッケ・ノーマルプロペラのピッチは、やはり少し角度が浅いようで、
同じタミヤ・フォッケの幅広プロペラよりは、風力が少し弱く感じます。
気になったまま放置するのは気持ちが悪いので、試しにピッチの角度を
変えてみる事にしました。
まずは、プロペラ軸の反対方向から、0.8mmミリのドリルで、プロペラの
付け根辺りまで、穴を開けます。 ↓
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軸のパーティングラインにカッターでスジを入れて、サインペン(黒とか)で
マークしてから、ティッシュで拭き取っておきます。
(うっすらスジが見えればOK) ↓
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3方向全部開けたら、中心の回転盤から1mm位外側をカットします。 ↓
042
0.8mmの真鍮線を通して、軸にします。 ↓
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こうする事で取り付ける時の水平面の角度が、あさっての方向に向き
過ぎるのと、3枚の角度のバラツキを防ぐ事が出来る筈です。
パーティングラインに付けた印を頼りに、軸の印より約1mm程度ピッチの
角度を強くして、3枚のプロペラが同じ角度のピッチになるように取り付けて、
接着します。
それでも実際に接着してみると、水平面の角度にバラツキが出たので、
角度を調整して、接着し直したりしています。
接着が乾いてから、モーターに取り付けて回してみると、ノーマル状態より、
風圧が強くなりました。
次回、本当に走るフォッケウルフ(?)を作る時のお楽しみに、取って置く
事にします。(何時だ!?)(^.^)?

士の字になったので、そろそろ塗装に入ろうと思います。
その前に、デカールをコピーした物を切り取って胴体に貼り付け、様子を
見てみる事にします。 ↓
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実機の写真と比べてみると、国籍マークがややオーバースケールなのと、
後ろの縦棒がやや長い感じがします。
別売りのデカールや、他のメーカーのフォッケウルフのキットに入って
いるデカールを見てみると、やはりタミヤのデカールよりは、若干小さめ
サイズになっているようで、実際貼る時は、それらのどれかを使う事に
なりそうです。
国籍マーク後ろの縦棒は、写真では既にカットして、真ん中で縮めた
状態の物を貼ってあります。

つづく