これも強風を撮影する時に、ついでに引っ張り出して撮影した物です。
タミヤ1/48 スピットファイア Mk-1ですが、完成したのは今から20年も
前です。
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キット自体はほぼストレート組で、迷彩塗装は筆塗りで厚めに塗ったあと、
1.200番位の水ペーパーで平らになるように研ぎ出してあります。
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ダークアースとダークグリーンの境目を筆でボカしたあとデカールを貼り、
何日かしっかり乾かしてからエナメルで汚しをして、その上からクリアーを
何度も厚めになるように塗り重ねて、2週間以上乾かしてから又1,200番で
研ぎだしています。
デカールとの段差が目立たなくなった所で、仕上げにつや消しクリアーを
エアブラシで全体に吹きかけています。
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中央・スライドキャノピー左側に、けがき針でモールドを追加しています。
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[厚めの筆塗り→研ぎ出し→筆のボカし]のやり方は、上手く行くと「しっとり
した良い感じ」に仕上がるのですが、とても時間がかかる上、忍耐力も技術
も以前より落ちているので、最近ではエアブラシで良いかなと思っています。
唯エアブラシの場合はマスキング作業が多くなるので、そこが難点です。
(マスキングは面倒なので、嫌い!)
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Mk-1とMk-2のキモ、排気管です。
1番目・2番目は、うしろの排気管の干渉を避けるため潰れた形になって
いますが、3番目はそれがないので丸のままの形をしています。
タミヤのキットではこれが再現されていません。
乾燥時間や研ぎ出し以外での作業では、それ程時間はかかっていないの
ですが、排気管がとても小さく、この形にする作業だけで10日も掛かって
しまいました。(腕の問題か?(;^_^A)
あまり目立たない上に、小さくて面倒だけれども、どうしてもやりたかった
のよね。
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Mk-1だけの特徴、クランクシャフトを入れる穴。
ここもタミヤのキットは再現されていません。
胴体パーツは穴がないバリエーションキットのMk-5と共通なのですが、
だったらせめてパーツの裏にモールドを入れて、Mk-1の時には
モールド部分をガイドに穴を開ける指示位は入れて欲しかった所です。
その下の四角い白の注意書きは、別売りデカールのアメリカジェット機の
中から適当に探した物を、貼り付けています。

全体的にはタミヤのキットは作りやすく、形も良く出来ていると思います。
あとに控えているMk-5bとMk-5b TROPも、そろそろやっつけようかな?