「プラモでるでる日記」・・・であります。

プラモとか、何かを作ったり、つぶやいたり、まったりおやじ日記。

プラモ

追悼・後藤昌男君

昨年11月始めに友達から連絡があり、「以前同じ会社の同僚であった
後藤昌男さんが、7月に亡くなっていた」と連絡をもらいました。
連絡をもらう2~3日前に「そう言えば長年会っていないけど、
後藤ちゃんは最近どうしているのかな~?」と思っていた矢先に、
訃報の連絡をもらい、大変ショックを受けました。
■命日:2021年7月26日
その後、詳しい情報を知らせてもらい、回顧展を開催すると言う
連絡をもらいました
「2021年夏に急逝した模型クラブオービーズ・後藤昌男会長が、
40年にわたり製作した模型飛行機のほぼ全て(60機)を展示します。」
と言う【筆塗りの名人 後藤昌男 飛行機プラモデル回顧展】が、
2022年1月8日から10日まで開催されました。
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とても行きたかったのですが、今私の抱えている持病や、それとは別に
抱えている病気の治療法を鑑みて、なるべく出歩く機会を減らした方が
良いだろうとの思いで、残念ながら行く事を断念しました。
次に後藤君の作品を見る機会に出会えるか分からないので、本当は
実際に見に行きたかったのですが、とても残念です。
会場には行けなかったのですが、この記事にアップしている写真は、
私が現在所属しているクラブの、後藤君の会社の元同僚であった
メンバーが、それぞれに回顧展に行って来た時に、撮影してくれた
物をお借りして掲載しています。
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・家野良さん撮影
・wataxさん撮影
・ねこやじさん撮影
・蛮尾さん撮影
皆さん、ありがとうございます。

私は後藤君とは同い年で、20代前半の頃の3年前後、同じ会社の
男子寮に暮らしていました。
ポスターにある「筆塗りの名人」とある様に、彼はエアブラシを
一斎使わずに、筆塗りだけで塗装を仕上げていました。
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写真にある「レベル1/48 メッサーシュミットBf109Gー10」が
発売されてまもなく「丸1日掛けて筆塗りをしていた」と言う
水平尾翼を見せたもらった事がありました。
水平尾翼1枚の塗装に、丸1日も掛けるんかい?!! (゜〇゜;)
迷彩やモットリングの境目のボカシはどうやったのかと聞いたら、
断熱材とか、模型ではジオラマ等に良く使われている発泡
スチロールのスタイロフォームを、約3ミリ角の細長い長方形に
カットした物に塗料を付けて、塗料の濃さを調整する様に
ティッシュペーパーに擦り付けてから、色の境目にポンポンと
塗料を乗せて色を付けているとの事でした。
ボカシ筆の代わりにスタイロフォームを利用していたのですが、
発泡スチロールの細かい穴を上手く利用したアイディアに、
なるほど!と感心した覚えがあります。
そして乾燥させてから、目の細かい耐水ペーパーで砥ぎ出して、
ボカシ具合を調整しながら、再塗装・砥ぎ出しを繰り返すと言う
気が遠くなるような手間の掛かる行程を繰り返しながら、
仕上げていました。
それ以外にも、キットのプロペラ直径が短いので、プロペラ
ブレードの真ん中辺りをカットして、プラ板で1ミリ程直径を
プラスしていました。

車が好きで、当時は日産シルビアを所有していた記憶があります。
朝寝坊をして、慌てて会社に出掛けようとした時に、後藤君が
車で会社に行くと言うので乗せてもらい、何とか遅刻をせずに
済んだ事が、何度もありました。

彼の車に同乗させてもらい、常連であった西荻窪にあった
「ナカマ模型」に何度か連れて行ってもらった事があります。
そこには、かつてハセガワとグンゼ産業(現在のクレオス)が主催
していた「PPC・プラプレーンコンテスト」の初代チャンピオンにも
なられた池田さんの作品「マルサン・1/50 ファントムⅡ」が展示
されていました。
他にも、「エアフィックス1/72 のフェアリーファイアフライ」等、
何点か展示されていました。
最初にマルサン・ファントムⅡや、他の池田さんの作品を見た時の
衝撃は今でも忘れられません。
ナカマ模型に通っていたモデラーの多くは私も含めて、池田さんの
作品の影響を受けていたと思われます。
モデルアートとかで製作記事を書いていたあるライターの方とか、
後藤君もその流れで筆塗りを極めようとしていたのかもしれません。
それから数年後に私は会社を退社してからは、あまり会う機会も
無くなり、たまに会社の近くを通った時に道で偶然すれ違いざま、
「あっ!おう!元気?」程度の挨拶で終わっていました。
「まぁその内、また会う機会もあるだろう。いずれ作品を見せ会おう!」
程度に思っていました。

いつの間にか体のあちらこちらにガタが来て、いつ何が来ても
おかしくない年齢になったとはいえ、やはり65歳での突然死は
ショックでした。

65歳と言う若さで突然亡くなってしまい、残念でなりませんが、
ご冥福を祈りますと共に、後藤君に負けない作品を作って行き、
いつの日かあちらに行った時に作品を並べ比べて、眺めて
見たいと思います。

合掌。

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イタレリには気をつけろ!(笑)

◆※注意事項
すみません、今回の記事では、少々毒を吐いています。
記事を読む事で、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
書いた毒を気にせず読むか、今回は読まずにスルーするかして
ください。 m(_ _)m


まんまとやられました。(;^_^A

イタレリ1/24 ランチャ・ストラトスを購入しました。
1/24 ランチャ・ストラトスHF
何年か前に、イタレリから新製品として発売された1/24 ランチャ・
ストラトスですが、「おっ!イタレリの新製品、本場のイタリアから遂に
本命が発売されたか?」と、私の勝手な思い込みで出来が良いだろうと
考え、購入しようと思ったのですが、その時は直ぐに売り切れて、手に
入れる事は出来ませんでした。
最近になって再入荷されたのか、それとも売れ残っていたのをネットで
見つけただけなのか?兎も角、喜び勇んで購入しました。
購入手続きを済ませ、少し落ち着いたので、購入者のレビュー記事を
読み始めてみると、それ程悪い事は書いていないようで、少し安心して
いたのですが、もう少し検索していると、どこかのブログで「イタレリ
キットは元々、エッシーのキットのようだ」と言う記事を見つけました。
「う~ん、これはありそうな話だな~」と思って読み進めてみると、元々は
ニットーのキットを、提携先のエッシーが発売していたらしいのです。
そのエッシーのキットの金型をそのままか、或いは若干手直ししたのかは
分かりませんが、今のイタレリキットは、エッシーの金型を引き継いだ物
らしいのです。
キットが届いたので恐る恐る開けてみます。
ボディーのそこかしこに見える中々のバリの多さと、ボディーの前後を
繋いでいるランナーに、今時のキットらしからぬ古さを感じます。
画像は、前後を繋いでいるランナーを切り取った後の写真です。
1/24 ランチャ・ストラトスHF ボディーパーツ
古いキットらしく、ボディー前後の合わせには苦労しそうで、他にも、
底の開いた段ボール箱を被せたようなパーツの上に、エンジンのエア
クリーナーの薄っぺらいパーツを貼り付けただけの、モーターライズの
名残のようなパーツ割りとかを、感じます。
1/24 ランチャ・ストラトスHF 説明書_01
1/24 ランチャ・ストラトスHF 説明書_02
ニットーのキットの素性を知らないので、良く分かりませんが、全体の
雰囲気は悪くは無い感じはします。
しかし、昔のキットの焼き直しと知っていたら、わざわざ購入したのかは
疑問です。
まあ、今さら後悔しても始まらないので、どう料理するかは、これから
ゆっくり考えて行く事にします、ハハ。  (*`Д´*)チクショウ!!

それにしてもイタレリは~・・・!
飛行機キットに関しては、それなりにアンテナを張って気をつけて
いるのですが、カーモデルは油断していました。
そうそう、1/24 のランボルギーニ・ミウラ(イオタ)も、ストラトス同様、
イタリア製本家の決定版か!?と思っていたら、これもやはり
旧ニットー製ではないかと、言われています。
(危うく買う所だったよ~、アブね~アブね~!)
今度発売される予定の ↓
・1/48 ノースアメリカン FJー3 フューリー → 旧エッシー製と、
思われます。
148 FJ-3 フューリーパッケイラスト

昔、旧エッシーから出ていたアイテムは、要注意です。
(と言うか、殆んど旧エッシー製かな?)
・1/9 のバイクキットと1/12 Fー1キットは、ほぼ旧プロター製。
・1/9 軍用バイクは、旧エッシー製。
最近のキットでは、
・1/48 フォッケウルフFw190A → トライマスター製。
・1/48 メッサーシュミットBf109Kー4 → フジミ製。

旧エッシーやプロターと分かっていても、まだ製品化されていない
アイテムがあって、それが欲しければ良いのですが、トライマスターの
フォッケウルフFw190Aや、フジミのメッサーシュミットBf109Kー4を、
何で今さら高い金を払ってまで購入せにゃならんのじゃ!?と思います。

高いと言えば、数年前からイタレリキットの価格が高騰して来ました。
例え古いエッシーのキットであっても、キット化されていないアイテム
であれば、比較的安価で手に入れる事が出来ていたので、「まあ、
良いか」と言う感じでしたが、これではメリットが少しずつ失われて
来てしまいました。
そして、輸入代理店であるタミヤのチョイスか、何かの都合かは
分かりませんが、私は1/48 ウエストランド・エセックスMkー1が
欲しかったのですが(これは、イタレリ・オリジナルみたいかな?)、
このキットのように、日本に未入荷のアイテムもあります。
1/48 ウエストランド・エセックス HAS. 1
(一部では、平行輸入で少数入荷したと言う話もありますが、見た事は
ありません)
輸入代理店をしている以上は、一通りのアイテムはちゃんと輸入して
欲しいです。

最近ではタミヤ以外にも、プラッツもイタレリの一部を輸入代理をして
いるみたいです。
プラッツが関わると、どこの海外メーカーの商品も少数しか入荷しない
のか、直ぐ品切れを起こし、しかも価格設定が跳ね上がります。
このようなやり方はプラッツの戦略で、少量しか入荷しない事で
希少価値感を上げた上、輸入品で得た利益で自社開発の金型代を
ひねり出しているのでしょうが、まともな供給をしてくれないのでは、
ガッカリです。
こんな会社は、早く消えて無くなってくれれば良いと思います。
もっと、まともで良心的な供給が出来る代理店に、変わって欲しいです。
商品の内容と、価格が釣り合っていないような設定をしている輸入
代理店も何社かありますが、これももう少し何とかして欲しいところです。

レベル 1/32 Pー47D サンダーボルト・制作ー003[中断?]

いや~長らく放置する事4ヵ月半、サンダーボルトに至っては7ヵ月も
放置状態。(;^_^A
そろそろ「どげんかせんといかん!」な感じでしたが、この所ずっと
「妖怪かんせーせん!」が家に居座っているような気配を感じて
おりました。(;^_^A
ふっ!と、何かを作りたくなり箱を開けて見るのですが、次の日
朝起きると、気分が乗らなくなって、そのヤル気が何処かに行って
しまっているのです。

そんな雰囲気の中、色々あってしばらく中断していたサンダーボルト
ですが、久々に箱を開けて眺めて見ました。
中断する前までに進めていた作業ですが、ウェーブの三角棒等を
使って、モールドの位置修正をするために、垂直尾翼の方向舵の
モールドの溝を埋める作業とかをしていました。
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モールドを修正した後に、涙的型のポチッとしたモールドを付けるの
ですが、新たに作るのは、小さくて形を整えるのが結構面倒なので、
キットのモールドをカッター等で、剥ぎ取っておきます。
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モールド修正した後にこれを再接着するのですが、上手くいけば、手間が
省けます。
失敗したら、その時に作り直せば良いのです。
キットのエンジンパネルは、完成後も取り外してエンジンが見られる
ようになっていますが、隙間や段差があるので、接着する事にしました。
エンジンパネルの段差を埋めるためにパテを使うと、時間と共にヒケが
生じてしまったり、モールドを彫り込む時に欠けやすくなったりするのが
嫌で、パネルの上にプラ板を接着しました。
プラ板を接着した時に接着剤が上手く流れず、空気が入った所に
1,0ミリの穴を開け、接着剤を流し込んだ後に、1,0ミリのプラ棒を
差し込んで接着して、穴を塞いでいます。
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しかし、2ヶ月以上経過して接着面も安定しただろうと思っていたの
ですが、反対に乾燥につれてプラ板が引っ張られ、若干反り返って
しまいました。
左右の胴体を合わせてみると、機種部分が左右に開きぎみになって
います。
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もくろみは残念ながら外れてしまったので、これの修正をどうしようか
思案しているのですが、良い案がまだ思い付かないのと、しばらく制作を
中断していた事もあり、ヤル気レベルがかなり落ちてしまったので、
ここで一度中断する事にします。
この制作記を多少なりとも気にして見に来てくださっている方には大変
申し訳ないのですが、以上のような感じなので、しばし中断してしまう事を
お許し願いたいと思います。
制作を再開した時には、再度制作記をアップいたしますので、それまで
お待ちくださるよう、お願いします。

現在、「妖怪かんせーせん!」を家から追い払うべく、他の箱の開け閉めは
色々やっているので、何か気になって制作を始めたら、そちらに移行して
制作記を始めるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。

レベル 1/32 P-47D サンダーボルト・制作-002[カウリング修正とか]

さて次に、気になっていたカウリングの修正です。
前面の開口部が、池の水が汚れて酸素不足になり、大口を開けて酸素を
取り込もうとしている鯉のように、大口を開けています。
1.0ミリ厚のプラ板を1,0ミリ幅の短冊状にカットし、指や爪でしごいて癖を
付けて曲げやすくしてから、開口部の上下に貼り付けていきます。
内側から見たところ ↓
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外側から見たところ。 ↓
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開口部の形を整えて、周りに(※)リベースの粉に瞬間接着剤を垂らして
パテ状にした物を、塗り付けています。(外側) ↓
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【※リベース:歯科医が虫歯等の治療途中で、一時的に歯に開けた穴を
埋める時に使う、部材です。通常は粉と液を混ぜて使いますが、リベース
の液は匂いが強く、固まるまで時間が掛かるのと、スチロールを若干溶かす
ので、瞬着を使っています。パテよりガッチリ固まり、瞬着だけより若干盛り
易くなるので、場所により、時々使っています。】
内側に盛り付けたところ。 ↓
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瞬着が固まったので、外側にエポキシパテを塗りたくっています。 ↓
018
↑ これだけ見ると、この先本当にちゃんとした形になるのか、もの凄く
不安になって来ます。 (;^_^A
エポキシパテが固まったので、形を見ながら金属ヤスリでザックリ削って、
ある程度形が整って来たところで、タミヤパテを塗り付けます。 ↓
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パテが乾くのを待つ間に、垂直尾翼の修正の続きをやります。
垂直尾翼の前縁をカットしてプラ板を貼り付け、前縁部分の面積を増設して
形を整えます。(垂直尾翼の形が、大分良くなって来ました) ↓
023
ここまでの胴体修正部分を見てみます。 ↓
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ここで、5ミリカットして接着してあった右側胴体に、若干のズレがあった
ので、接着部分を「バキ!」っと切り離して、再接着する事にしました。 ↓
025
接着後裏側に、カットした部分の補強のためにプラ板を貼っています。 ↓
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つづく

レベル 1/32 P-47D サンダーボルト・制作-001[始めました]

製作記をスタートします。
[前置き]の後に、すぐ始めるつもりが、家の雑用などに追われている内に、
一週間以上も過ぎてしまいました。
危うく[前置き]だけの「やるやる詐欺」になる所でした。
レベル1/32 リパブリック P-47D サンダーボルトの、オリジナルパッケージ
イラストです。 ↓
レベル 1/32 P-47D サンダーボルトpac-001
グンゼが最初に発売した時も、これと同じパッケージ・イラストでした。
迫力満点の、素敵なイラストです。
ただ残念な事に、オリジナルキットは、このイラストと同じデカールが1種類
だけしか入っていません。
グンゼ版では更にシリング少佐機ともう1種類のデカールの計3種類と、橋本
喜久雄氏作画による、シリング少佐のカラーイラストが入っていました。
サービス満点ですね。
(グンゼ版は買った事が無いので、詳しい内容は分かりません)
これは以前、ネットで見つけたシリング少佐のカラーイラスト画像です。
(カッコ良い!) ↓
レベル 1/32 P-47D カラーイラスト
今回製作中のキットは、グンゼの何代目か分かりませんが、カウリングに
白黒チェッカーが入った部隊マーキングのイラストパッケージです。 ↓
レベル 1/32 P-47D サンダーボルトpac-002
こちらのイラストは、ちょっと残念な感じがします。
(あくまで好みの問題ですが・・・)
説明書の表紙は橋本喜久雄氏のカラーイラストになっています。
こちらは素晴らしいですね。 ↓
P-47D 説明書スキャン-001
デカールはパッケージイラストと同じカラー図の物と、イーグルストン少佐機
マーキングの、2種類がセットされています。 ↓
P-47D 説明書スキャン-002
P-47D 説明書スキャン-003
表4は、構造の説明がイラスト入りで、描かれています。 ↓
P-47D 説明書スキャン-004
さて問題のキットの中身ですが、[前置き]で説明したように、まず
キャノピーの形が悪く、そのまま組み立てると、とても格好が悪いです。
10数年前に、どうしても我慢が出来ずに、少しいじり始めています。
左側がキットのキャノピーで、右側がキットのキャノピーを接着し、裏側を
ポリパテで埋めて、下側にバルサの下駄を履かせて接着しています。 ↓
003
この右側の塊を盛ったり削ったりして形を整え、これをベースに透明塩ビ板
でバキュームをひくつもりでいました。
しかし、バキュームをひくのが面倒で大嫌いなので、そこで手がピタリと
止まってしまいました。( ̄▽ ̄;)

主翼の取り付け位置が、実機より何となく後ろ寄りになっているような気が
してずっと気になっていたのですが、これはモノグラム1/48 のサンダー
ボルトによく似ていて、このキットを参考にしたフシがあるような気がします。
キャノピーの手が止まってから数年後に、イメージ先行で機首部分の胴体を
約5ミリカットして再接着する事で、主翼取り付け位置を前側に移すと言う
作戦を決行しました。 ↓
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接着しました。 ↓
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何故5ミリカットしたのか、当時の事で良く覚えていないのですが(;^_^A、
多分ですがオオタキ1/48 P-47D レザーバックのキットを参考にして、
寸法を決めたような気がしています。(うろ覚え?)
で、5ミリカットしたら当然全長が短くなる訳ですが、胴体中央から後ろに
かけて細くなって行くので、もし延長したら後ろの部分の上下も縮める
必要が出てきます。
そんな大仕事までやりたくはないので、そのままで目をつむる作戦で
行く事にしました。
イメージ先行なので、サンダーボルトらしいマッシブなイメージが強調
されて、より格好良く見える筈・・・です!(筈?・・・恥ず?)
(元々このキットの全長自体が正確なのか?ちょっと怪しいような・・・)
と言った所でまたもや手が止まり、更に数年放置プレイ。

数年後ハセガワから、1/32 P-47D バブルトップの新製品が発売され、
ようやくレベルキットから開放されるのかと思っていたら、前述の記事に
書いた通り、カウリング位置が怪しかったりその他の理由で、やる気
スイッチが入らないままになっていました。
そして今回、1/32 P-38J ライトニングの流れから、何となくP-47D を
再開しましたが、素直にプラモを作るとは多少意味合いがかけ離れるかも
しれないけど、やれるところまでやってみようと思います。

何故かレベルキットのやる気スイッチが入ってしまったのですが、最初に
手を付けたのが垂直尾翼です。(カットの途中です) ↓
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カット終了。 ↓
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オリジナルキットです。 ↓
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ビフォア(上)・アフター(下) ↓
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重ねてみたので、垂直尾翼の上の部分をカットした位置が分かると
思います。 ↓
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短くなった機首部分が分かります。 ↓
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つづく

レベル 1/32 P-47D サンダーボルト・制作-000[前置き]

タミヤ1/35 SUー85 の完成画像をアップしたので、つぎの制作記に
入ろうと思います。
お題は、古いキットを使った新作(?)の「レベル 1/32 Pー47D
サンダーボルト!」です。 ↓
レベル 1/32 P-47D サンダーボルトpac-002_b
本当は、タミヤ1/48 フォッケウルウFw190Aー3の制作記を途中にしたまま
別な制作記に入ると、これを読んでるほうからすれば、とっちらかって
しまう気がするので、あまりやりたくはないのですが、フォッケを作る手が
止まったまま動かないので、やる気が出るまで保留にしたまま、新しい
制作記を始める事にしました。
(1/72 アルバトロスから、2度目になってしまうな~)

このキットは1970年頃、今から50年近く前に発売になったキットで、私が
中学生の頃でした。( ̄▽ ̄;)
レベル初代オリジナルパッケージ(グンゼ初代版も同じイラスト) ↓
レベル 1/32 P-47D サンダーボルトpac-001_b
ある日友達の家に遊びに行ったら、このキットの完成品があり、見せて
もらったのですが、デカくて良いな~と思いました。
しかしこのキット、色々問題がありまして、キットの通り完成させただけ
では、格好が悪いのです。
・キャノピーの形が悪い
・垂直尾翼の形が悪い
・主翼の取り付け位置が、後ろ過ぎる(様な気がする)
・主翼の厚みが足りない(薄い)
・タイヤの厚みが足りない
・リベット・ラインが凸モールド
と言った様な箇所なのです。
(しかし、これはあくまで私のイメージですから、実際には間違いが
あるかもしれません。
後から分かって、訂正が入るかもしれないので、ご了承願います。)
とは言え、1/32 のサンダーボルトはデカくて迫力があり、完成した時の
魅力は大きいです。
過去に何度もやり掛けてはみたのですが、その度に修正の手間に対して、
集中力が続かないのが問題でした。
何年か中断している内に、ハセガワから新製品が発売になりました。
これで今さら、レベルのキットで悩まなくて済むような気がして安心して
いました。
ところがこのハセガワのキットも、手放しでは喜べない問題点がありました。
エンジン・カウリングが何故か、約1ミリ程高い位置の胴体に取り付けられて、
胴体とカウリングに段差が出来ています。
全体の修正を考えれば、カウリングの胴体取り付け基部の高さを修正して、
ハセガワのキットを作った方がずっと楽なのでしょうが、レベルから何十年
ぶりの新製品がこれでは、がっかりです。
やたらと凝った作りになっていなくて、モールドもあっさりしているので、
ある意味作りやすいのですが、反対にどうもやる気が沸いて来ません。

今回、フォッケウルフを脇にどかして、何を作ろうかと物色していて、
レベル1/32 Pー38J ライトニングを眺めていました。
これも古いキットで、作りたいけどサンダーボルトと同じように、今の目で
見ればかなり厳しいキットです。
しかし、トランペッターに手を出す気にはなれず、どうしようかと考えて
いました。
ある日ふと、あんまり真面目にやろうとすれば疲れるだけなので、チョッと
気持ちを切り替えて、「程々、なんちゃって修正仕様でやってみる?」と
思い付きました。
実機通り正確に!ではなく、よほどおかしなモールドでなければ、ある程度は
キットのままのモールドをそのまま生かして使う。
形の悪い部分は、ぱっと見良くなりゃそれで良し。
ん?では今までどれだけ正確にやって来たか・・・?今までの自分の作り方と
何処が違うのかと言うと、多分やる事は殆んど変わらないので、つまりは
気持ちの問題ですね、ハハ。
要はあまり細かい事を気にせず、気楽にやってみよう!と言うだけの
事です。
それでも現時点でPー38J は少し気が重いので、以前やりかけていた
Pー47D で行ってみようかと、引っ張り出して見ました。
そして何故か、機体表面をサンドペーパーで、ガシガシ研いてみたい
気にもなりました。
今さら何でこんな古いキットをわざわざ作るのか?
発売当時に作れなくて、それから何度もチャレンジしては頓挫するを
繰り返して来ましたが、その何年も蓄積した思いの仇を取りたい!(笑)
のと、昔の楽しかった(様な気がする?)キットへの、想いでしょうか?
そして更に言うなら、切った・貼った・盛る・削る!を楽しむために作る?
子供の頃は何にも考えずに、ただプラモを作っているだけで楽しかった
のが、今は何かと、色々楽しい理由をくっ付けないと、いちいち手が
止まって先へ進まないので、困ったものです。
何となく楽しい♪・・・と思っている内に、完成してしまえば良いのですが、
どこまで続くかはやってみないと分かりません。
果たして、完成までたどり着けるのか???(早くも弱気・・・) ( ̄▽ ̄;)

製作記-001へつづく・・・と、思う? (;^_^A

タミヤ 1/35 SU-85[完成]

タミヤ 1/35 SU-85 の完成画像です。
完成したのは、去年の7月です。
その後、フォッケのA-3をやり始めたり、他のフォッケに手を出してモタモタ
している内に、年が明けてしまいました。(;^_^A ↓
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前回の製作記にも書いてありますが、ディスプレイ台に塗ったクリアーカラー
の色が気に入らなかったので、一度色を落としました。
そして、ウェザリングカラーの「グランドブラウン」か「ステインブラウン」の
どちらかを使って(どちらなのか失念・失礼)ザザッと筆で塗りつけ、薄め
液をティッシュに含ませて、木目に色が若干残る程度に拭き取っています。
今度は気に入った感じに仕上がりました。
外側の枠をマホガニーに塗り、乾燥後につや消しクリアーを全体に吹いて、
ディスプレイ台の完成です。
車体を固定するためにシャーシに穴を開け、シャーシとディスプレイ台の間に
ウェーブの丸パイプをカットした物をスペーサーにして挟み込み、シャーシの
裏側からボルトを通して、ディスプレイ台の裏にナットで固定しています。
チッピングで塗装が剥げた所の色はサビ色ですが、破棄されて長年放置
されたまま風雨にさらされている訳ではないので、流れ落ちた様なサビ表現
は、しないようにしています。
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唯一サビが流れ落ちたように表現した所は、排気管の部分です。 ↓
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排気管は、排気の熱で劣化しやすいので、この部分位は多少流れ落ちた
感じも「アリ」だろうと、やってみました。
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ネームプレートは0,5ミリ厚の真鍮板を切り出し、自作デカールを貼り付けて
います。 ↓
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今回のタミヤ1/35 SU-85 は、40ん年越しの完成ですが、実を言うと
AFVのキットが完成したのは35年ぶりです。
35年前に完成したのは、バンダイ1/24 ポルシェ砲塔のキングタイガーを
改造して制作した、ヤークトタイガー以来です。
1/35 が完成したのは、48年前のタミヤ1/35 KVー1 以来です。( ̄▽ ̄;)
今年、ドイツのホビーショーでタミヤ新作の1/35 KVー1 が発表に
なりましたが、10数年前に購入したトランペッター1/35 のKVー1 と
KVー2 が、まだ手付かずのままなので、どうすりゃ良いんだ?状態
です。(笑)
何故こんなにAFVが完成しなかったかと言うと、工作に関して特に
問題は感じていないのですが、塗装が思ったようなイメージ通りに
出来なかった事によります。
キットに関しては、AFVに詳しい私の知り合いが私の家にあるAFV
キットを見て、「下手なAFVマニアよりキットの数が揃っている」と
言っていたのですが、塗装が自分が気に入るようには上手く
出来ません。
35年前に作ったヤークトタイガーは、工作は結構上手く行ったと
思っているのですが、迷彩塗装もドライブラシも全然、気に入る
ようには出来ませんでした。
それ以来、どうすれば上手く塗装が出来るのかイメージ出来ずに
いました。
途中まで制作したAFVキットはいくつもあるのですが、塗装の手前で
みんな止まっています。
今回「エイや!」っとやってみたのですが、以前上手く出来なかった
ドライブラシよりも、ウェザリングカラーを使った“ウォッシング”の方が、
私には合っているような感じがしたのです。
エナメルを使った場合よりも、表現の幅が広がり、匂いの面でも気に
なりません。
しかし、各社から色んな物が出回り過ぎて、どれを使えば良いのか、
分かり難いと言う事もあります。
気になる物を少しづつ試して、自分に合った物を探していくしか
ないようです。
以前よりも良い材料が多く出回るようになり、その中で自分に合った
物が見つかれば、気に入った物が出来るようになりそうです。
今回、ウェザリングカラーのお陰で、ようやくある程度納得が行く
ような塗装が出来た気がします。
そうなると次の課題は、フィギュアの塗装です。
フィギュアに関してはご覧になれば分かるように、まだまだ上手く
塗れていません。
やはりそれなりに道具の用意も必要かもしれません。
アクリルガッシュにタッパー、スポンジと、ウォーターパレット用の
準備はそれなりに進めているのですが、何時やるんかな?
先は長いぞ~。(;^_^A

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